【ヘアケア】の基本について覚えよう
毎日シャンプーは欠かせませんよね?特に夏場は絶対に洗いたいですね。
シャンプーで地肌や髪を清潔にすることはとても大切なことなのですが、
洗い方が適当だと髪のキューティクル成分が減ってしまいます。
正しいシャンプーやトリートメントの方法を覚えてくださいね。
【ブラッシング】をして髪の毛のからみをとってから汚れを落とす
髪の毛を洗う前に、まずはじめに髪の毛をブラッシングしておきます。
髪の毛のからみや汚れをとっておくと、髪の毛を洗うときの
抜け毛や切れ毛の防止につながります。
また髪の毛の泡立ちもスムーズになりますし血行もよくなるので
汚れをうかしやすくするので落としやすくなります。

予洗いで髪と地肌を充分に濡らす
まず予洗いって何??
という方もいらっしゃると思いますので
予洗いとは本洗(シャンプーで洗う、いわゆる”洗い”工程)の前に行う洗い工程で、その後の本洗いで効率よく汚れを落とすための下準備です。
シャンプーの泡立ちをよくするために、髪と地肌を充分にぬらす予洗いをします。
これは髪を傷めず、地肌をまんべんなく洗うための重要なポイントです。
シャンプーの泡は汚れを落とすだけでなく、髪同士の摩擦を防ぐ役目も果たします。

【シャンプー】をつけるのはしっかりと泡立ててから
シャンプーをそのまま髪や頭皮に付けていませんか??
直接つけるのは実はダメなんですよ。
そのまま髪や頭皮に付けてしまうと刺激が強すぎたり、ムラづきしたり、すすぎ残りが多くなったりします。
シャンプーをする際には必ず手にとってよく泡立てて使うようにしましょう。
頭頂部の地肌は紫外線などの影響により最もダメージを受けやすくなっているので
シャンプーは後頭部や側頭部に付けてから全体になじませるようにしていきます。

洗うときは強くこすらず頭皮を優しくもみほぐす
地肌を指の腹でマッサージをするように洗いましょう。
マッサージは地肌全体にいき渡るように、
特に耳の後ろ~えり足、耳の上あたりの頭回りの地肌は洗いにくく、
洗い残しが多い部分なので丁寧に。髪はシャンプーの泡がいき渡れば充分に汚れが落ちます。

【すすぎ】は充分にすること
シャンプーが残らないように、髪に残った泡を
軽く手で落としてからすすぎます。
耳の後ろからえり足、耳の上あたりの頭回り、生え際が残りやすいので
念入りにするようにしてください。

【トリートメント】は頭皮ではなく髪につける
適量を手に取り地肌を避けて毛先から髪全体になじませ
その後充分にすすぎます。
トリートメントは髪になじませたあと、しばらくおくと
さらに効果的と言われています。

【タオルドライ】の基本について
タオルドライはこすらずに優しく押さえるようにしましょう
タオルドライの際には必ず髪をポンポンと優しく押さえるようにして水気をふきとって下さい。
地肌を中心にタオルドライすると効率的です。
やりがちですが髪の毛同士をこすり合わせてしまうことがありますがそうしてしまうと髪の毛のキューティクル(毛髪の表面をおおっている部分同士がこすれて傷みやすくなりますのでなるべく避けるようにしてください。
その後にドライヤーで乾かすようにしてください。

【ドライヤー】の基本の使い方
ドライヤーを使用するときは10センチ以上離すようにする
ドライヤーを選ぶときにはできるだけ風量の多いドライヤーを使用するようにしてください。
温風で水分を吹き飛ばすように蒸発させます。
ポイントは髪の根元に指を入れて、小刻みに動かしながら、温風を送り入れて乾かすようにします。
ドライヤーの使用の際にはドライヤーの噴きだし口からは10センチ以上の距離をを保つと、髪の表面温度が100℃になりにくく、髪を傷める心配がありません。
乾ききった途端に急に温度が上がるので、乾き際の髪には熱風を続けて当てないように、温風と冷風を切り替えながら乾かすようにしてください。

最近話題の
【ノンシリコーンシャンプー】について
最近では当たり前のように聞くノンシリコーンシャンプーですが
そもそもノンシリコーンて何なの??
正式名称はシリコンではなくシリコーンです。
シリコーンオイルとは簡単に言いますと
髪の滑りをよくする油のことを言います。
シリコーンが入っていないシャンプーはきしみやすいため
洗浄力を弱くしたりカチオン化ポリマー(簡単にいいますとコンディショニング効果の事)を配合し滑りをよくするものもあります。
またシャンプーのシリコーンは毛穴につまらないことがわかっています。

洗浄力の弱いシャンプーは2度洗いするべきなのか
ハードなジェルなどの落ちにくいスタイリング剤を使った時や
頭皮の汚れが気になるときは2度洗いが必要ですが
過剰に洗ってしまうと頭皮の油分が失われ
髪のきしみや抜け毛を誘発します。
日常の生活では丁寧に正しい手順で洗えば1度洗いで充分です。

【ヘアケア】の基本のまとめ
- 洗い方が適当だと髪のキューティクル成分が減る。
- 髪の毛を洗う前に髪の毛をブラッシング。髪の毛のからみや汚れをとっておくと、抜け毛や切れ毛の防止。
- シャンプーの泡立ちをよくするために、髪と地肌を充分にぬらす予洗いをする。
- シャンプーをする際には必ず手にとってよく泡立てて使うようにしましょう。
- 髪の毛を洗うときは地肌を指の腹でマッサージをするように洗いましょう。
- シャンプーが残らないように、髪に残った泡を軽く手で落としてからすすぐ。
- トリートメントは頭皮ではなく髪につける。
- タオルドライの際には必ず髪をポンポンと優しく押さえるようにして水気をふきとる。
ドライヤーを使用するときは10センチ以上離すようにする
以上でヘアケアの基礎のまとめです。
シャンプーの使用方法や目的はわかりましたか??
その他の基礎編もありますので合わせて読んでくれたら嬉しいです。